脱炭素に隠された十兆円規模のナショナルプロジェクト
3月29日(日)に、環境省と福島県が連携協定を締結しました。わざわざ日曜日にとは、一体何事でしょうか。
福島の復興に向けた未来志向の環境施策推進に関する連携協力協定~「福島ならでは」を磨き、全国のモデルとなる豊かな福島の創生へ~
の名の通り、グリーン復興や資源循環、再エネ推進など一見汚染土とは関係なさそうに見えます。
福島県のHPには4月8日に更新されていますが、環境省の方は一向に掲載されず、本日4月30日にようやく掲載になりました。
締結時の記者会見の模様をYoutubeの文字起こし機能を使い掲載します。(変換ミスなどがあることをご了解ください)
石原大臣が不自然なほどしどろもどろになっています。そして今回も汚染土再生利用についての明言を徹底的に避けつつ、資源循環、グリーン復興、脱炭素などの言葉に包み隠しています。
除染から汚染土再生利用と県外最終処分までは、総額十兆円規模が動く世界初のナショナルプロジェクトです。この事実に照らして、以下の大臣答弁をご覧ください。
連携協定の意味については次のブログに掲載します。
福島の復興に向けた未来志向の環境施策推進に関する連携協力協定について
はい。え、さて続きまして、え、本協定の締結につきまして石原大臣より、え、ご挨拶をいただきます。石原大臣、よろしくお願いいたします。
あの、環境大臣の石原博です。あの、内堀知事にはですね、え、就任時にも申し上げましたが、え、環境大臣としてですね、え、福島の復興のためにあの全力を尽す所存でございます。
あの、除染やですね、え、特定廃棄物の処理などの環境再生、え、事業を引き続き着実に推進してまいります。え、そして、え、除染土等のですね、え、2045年までの県外最終処分は国としての約束であり、え、法律にも規定された国の責務でありですね、え、政府一眼となって、え、 取り組みを進めてまいります。え、これに加えて、え、脱炭素、資源循環、え、自然共生といったですね、環境省の得意とする、え、政策分野においても、え、福島の復興に貢献してまいります。あの、環境省は、え、2018年から地域の強みを創造、再発見する福島再生未来志向プロジェクトをスタートしました。2020年には福島県とのですね、連携協定を締結をいたしました。え、県の連携協定を進めてまいりました。え、ビジターセンター、 リサイクル拠点、え、再エネ、え、設備導入など、え、関係分野において、え、5 年間でですね、え、総額100億円以上の、え、予算措置もですね、講じてまいりました。え、4月から始まります、え、第 3期、え、復興、え、創生期間においても福島県の復興をさらに加速させます。そのために、え、このですね、え、連携協定を改定、え、継続し、これまでの取り組みを発展させていくことといたしました。 あの、本協定はですね、4つの柱で構成をされています。え、一本での柱は福島県の優れた自然環境を生かし、え、復興を進めていく取り組みです。え、今回、え、福島グリーン、え、復興構想を福島県と共同して、え、改定しました。え、この5年間、え、日光、え、常磐、え、朝日、え、尾瀬の国立公園や、え、3、え、え、三々た、ええ、ただあ、三々た、え、国立公演など、え、会津地方の国立、え、国定公園でのですね、え、取り組みを強化を進めて、え、進めてきました。え、今回対象を前に拡大し、え、福島、え、浜戸、え、福島浜街道すいません。浜道トレなど、え、優れた自然資源を生かしつつ、 え、官民連携での取り組みを進めてまいります。また、あの、再生可能エネルギー、え、先駆けの地としてですね、え、再エネや水素の利活用を支援をいたします。え、資源循環分野でもこれまで以上にですね、連携を深め、え、循環経済のモデルとなる取り組みを推進します。え、さらにこうした福島ならではの魅力をですね、磨き、さらに最大限活用してまいります。え、 福島の魅力を生かしたツーリズムなどを通じて人の流れを作り出し、え、交流人口や関係人口の、え、増加につなげたいと考えております。え、これにより新たな経済、え、活動を創出し、え、国内会にですね、福島の復興の姿をです、力強く発信してまいります。あの、2020年の連携協定締結以降、え、国と、あ、県と国とみのみならずですね、多くの県民の皆様 、企業、団体、え、自治体など、え、幅広いですね、関係者と連携を深めながら取り組みを進めてきました。え、今後もですね、連携をさらに太く強くしてまいります。え、本協定の締結をですね、え、福島の復興の加速化に向けて多くの主体と共同して共に取り組みを進めていけるよう、え、内堀知事福島県の皆様と引き続き連携しながら省を上げて取り組んでまいります。
そしてあの私、あのすいません。 あの、大臣になって、あの、副大臣の時は知らなかったんですが、この、あの、未来志向という言葉、あの、内堀知事が、え、言われたということで、あの、非常にですね、あの、素晴らしい名前もつけていただいて、あの、心から感謝していたいと思います。私から以上です。
石原大臣、ありがとうございます。え、続きまして内堀知事よりご挨拶をいただきます。内堀知事よろしくお願いいたします。
はい。え、本日は石原宏高環境大臣、また環境省の幹部の皆さん、福島県庁にようこそお越しいただきました。え、冒頭入場してから早速ですね、福島DCのお話もいただきまして、大臣が副大臣時代も含めてですが、ずっと福島のことを心の真ん中において福島を元気にするために自分が何をしたらいいか、何ができるかということを誠実にお考えいただき、行動していただいていることに心から経緯と感謝の意を表します。また今未来志向の元々の原点のお話も紹介していただいて、やはり環境省と福島との関係、この未来志向大事だなということを再認識させていただきました。本当にありがとうございます。
また今日環境省の幹部の皆さん来られていますが、中間貯蔵あるいは帰還困難区域の除染も含め本当に日々ご努力をいただき、福島の特に避難地域の復興再生に一生懸命頑張っていただいていることに心から感謝申し上げます。え、この協定でありますが、脱炭素資源循環、自然強制といった分野において県と環境省の連携を強化をし、共に施策に取り組むことで復興を加速させていこうという強い思い、決意が込められています。(略)
え、大臣からお話いただいた通り、明後日から福島デスティネーションキャンペーン、大型観光キャンペーンが始まるんですが、やはり県内外、国内外から訪れていただく方々に福島の美しい自然環境を感じていただくことも 観光の大きな大きな魅力になると考えています。また近年は災害級の猛雨 合設(?)など私たちの暮らし経済自然環境に大きな影響を及ぼしています。こうした 気候変動の問題に立ち向かうため福島県では2050年カーボンニュートラルを宣言し温室効果ガスの削減に向けオール福島まで取り組みを進めています。今年は震災と原発事故から15年。そして今の福島県が誕生してから150周年という重要な節目の年であります。この大切な年に石原宏高大臣と一緒に表明をさせていただいたこと本当に嬉しく思います。来月からは第3期復興創生期間がスタートします。本協定の更新を契機として環境省の皆さんとの連携を一層深め、脱炭素・資源循環・自然共生といった未来思考の環境施策の推進を通じ福島の復興再生をさらに前に進めていきたいと考えておりますのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
内堀知事ありがとうございました。さて、ここからは今回の協定締結に関する、え 、共同会見に移ります。本日お集まりの皆様から、え、ご質問をお受けいたしまして 、内堀知事、石原大臣にそれぞれご回答いただく形で、え、進行いたします。(略)
NHK の法(?)と申します。よろしくお願いいたします。えっと、2点質問させていただきます。 1 点目はお二方にそれぞれお答えいただき、2 点目は大臣にお答えいただければと思います。 分けて質問させていただきます。え、まず 1点目です。あの今回のあの環境政策で復興を連携して進めるということ。これについてどのように感じてらっしゃるか。そして今回の協定では様々なことを盛り込まれていますが特にあの大事だと重要に取り組んでいきたいと思われる ポイントなどあれば教えてください。
ご質問ありがとうございます。え、まずですね、本質的な意味でありますが、今 こうやって石原宏高環境大臣と連携協定を更新できる。これは2011年の東日本大震災と原発事故があったからだと考えています。その複合災害によって私たちは美しい自然環境、地震津波でズタズタにされました。また原発事故があったことによって 多くの放射性物質が県内のかなりのエリアに(?)したことによって避難指示区域ができ、 またその地を除染しなければいけないというこれまで日本が経験したことがない 自然環境のある意味外というものを受けております。直接的な目に見える被害と目に見えない被害によって福島県の美しい自然環境が傷ついてしまったからこそその傷ついたものを元に戻すための取り組みを環境省、政府の皆さんが除染中間貯蔵施設の問題も含め懸命に取り組んでいただいています。またもう1つ形は違いますがアルプス処理水の海洋放出、これも人意的に放射性物質を薄めてはいますが出している、これに ついても環境省が海洋モニタリングを徹底的に行い継続的に発信することによって国内外の理解をしっかり深め科学的な事実を蓄積をして福島県の漁業、日本の漁業を守るために頑張っていただいています。え、このようにですね、震災原発事故があった 、それがゆえに福島の自然環境が幅広い面で傷ついたものを元に戻す作業というものが極めて重要であります。で、これある意味マイナスを0に戻す政策です。そしてもう1つこの環境の本質である未来思考の 施策というのはこれまでなかった素晴らしい環境というものを新しく作り上げる、逆に行っていくための施策これが未来思考の施策だと考えています。え、 今回特に新しい改定によって力を入れた施策が2つあります。1つ目は新年度から始まる第2期の福島グリーン復興構想に基づいて会津をこれまで中心としていたんですが会津を大事にしつつ、これから対象県全域へと拡大をしていきます。山の日全国大会の本件開催あるいは絶景ビューポイントの追加設定など自然公園素晴らしい宝物なんですが、これさらに魅力を向上していく。そしてもっと多くの方に来ていただくために力を入れます。またラムサール条約湿地への登録を契機として猪苗代の魅力向上発信にも取り組んでいきます。
2つ目の施策は太陽光パネルのリサイクルをはじめとした廃棄物の発生抑制あるいは資源を循環的に利用できる仕組みづり食品ロス削減、食品残渣の堆肥化による地域内の自然循環モデルの実証であります。え、様々なもの便利でありますが、ただ作り続けて大量生産、大量廃棄の時代ではなくて自然循環にしていかなければ持続可能な日本、持続可能な地球にはなりません。エネルギーの問題もそうです。ただ太陽光パネルも作りっぱなしでは結果的にそれが廃棄物になりマイナスの作用を及ぼしますのでどうやってリサイクルをしていくかということを力を入れる。こういったことを今日石原大臣と締結した新しいこの協定の中で一生懸命国と福島県が力合わせて取り組んでいきたいと考えています。
石原大臣お願いいたします。
ま、あの、あの今内堀知事からですね、お話があった通りだという風に思います。 で、あの、やはり、あの、環境省としてはですね、あの、福島の復興創生、え、これ 1番の課題でありますけども、それがあの環境再生事業を着実に進めてくことは当たり前のことでありますけども、ま、あの、その他の分野においてもですね、今お話しされたような形でですね、しっかりと、え、福島の復興創生のためにですね、力を尽くしていく、ま、そのための、え、この継続した、え、この協定のですね、締結という風に考えております。
ありがとうございます。えっと、すいません。今1 点目でご質問させていただいた中で、あの、大臣にもし、あの、重点的に取り組みたい具体的なポイントなどあればお答えいただければと思います。申し訳ありません。
はい。あの、もちろん、あの、その環境省のですね、あの、今回の協定にも入ってますけども、ま、環境省を得意とする、ま 、あの、気候変動の課題とかですね、また、あの、生物多様性の課題とかですね、 あの、また、あの、循環経済、今、あの、まさにですね、え、太陽光パネルの、え、話もですね、内堀知事からございました。で、 あの、え、この今行ってる国会に、え、 太陽光パネルのですね、リサイクルの法案を、え、提出をさせていただきます。そして、ま、その法律ができるとですね、やはりその拠点作りをですね、え、こう、あの、全国的に考えていかなければなりません。ま、あの、その段階においてですね、ま、あの、内堀知事とも相談をしながら、え、東北地方の拠点をですね、福島に、え、作るとかですね、そういうことも、え、今後ですね、応援(?)に考えていけるんではないかと思いますので、ま、あの、そのような形でやはり、あの、内、え、県の ですね、え、ご要望をしっかりと 受け承まりながらこの協定に基づくですね、え、3つの分野、え、しっかりと進めてまいりたいという風に思います。
ありがとうございます。2点目大臣に、 あの、お答えいただければ幸いです。あの、今回の協定も含めてですが、ま、除染でしたり、除去土壌の最終処分でしたり、あの、環境省として取り組まれること、あの、ただあるかと思いますが、あの、来年度から第3期復興創生期関が始まります。この第3期復興創生期間、どのように取り組まれたいか改めて教えてください。
あの今回の協定もですね、え、この第3期のですね、復興期間に、え、この同じ期間という形になりますので、ま、あの、え、共に相乗効果を出しながら進めてまいりたいという風に思います。そして、あの、 県外処分についてはですね、ま、2030年までの、ま、ロードマップは、あの、出させていただいてるんですが、ま、内堀知事からもですね、え、その後の先のこともですね、しっかりと示していただきたいという話も伺っております。また、あの、総理が、え、昨年末にですね、え、福島をご訪問(?)した時にもですね、え、そういう旨の発言もされておりますので、ま、環境省として、え、しっかりとですね、 あの、このご要望に答えられるように、え、適次その先のですね、ロードマップについても示してまいりたい、あの、段階を踏んで示てまいりたいという風に思います。
ありがとうございました。 それでは、え、他にご質問のある方いらっしゃいますでしょうか?ではお願いします。福島民新聞の白坂と申します。よろしくお願いいたします。えっと、ま、今回の協定の中で、ま、前回の協定と、ま、新たに加わった点として関係人口の通過であったり、ま、交流人口増加に向けて取り組みも連携して進めていくという項目があったとちょっと伺ったんですけれども、そういった部分で、ま、環境省と様々な取り組みを進める中でどういった形で、え 、そういった取り組み、ま、あの、効果を作っていくのか、ま、ま、それに向けた期待の部分でもよろしいんですけれども、内堀知事にお伺いできればと思います。
ありがとうございます。え、まずですね、福島県にとって日本にとって美しい自然環境というものはまさに地域の宝であり、国の宝であると思っています。で、ある意味それを象徴しているのが各地域にある国立公園、国定公園あるいは先ほどのラムサール条約定も素晴らしい世界もされる宝物がたくさん。(略)より親しんでいく方を増やす。で、さらにそういった方々に応援をしていただくということがこの協定の要素として重要であり、未来思考につがると思います。そしてその1番大事な世代は若い世代です。今若い世代の方々山登りをするとかスキーをするとかトレッキングをするという方が若干減る傾向があるなと考えておりますので県内外国内外の若い世代の方に福島に来ていただいて自然環境に親しむ魅力自然環境を大事にする重要性というものをいわゆるまさにこういった環境ツーリズムとして感じていただくような取り組みを今後積極的に取り組んでければと考えております。以上です。
それでは、えっと、他にご質問のあるある方いらっしゃいますか?
はい、ではお願いします。福島テレビの古川と申します。あの、大臣にお伺いできればと思うんですけども、あの、福島県はですね、あの、えっと、震災以降、えっと、再生可能エネルギーの導入を推進してきたと思うんですけれども、ま、そういったところで、あの、現状のその課題とあとまた先ほどもリサイクルに関する拠点をこう設置できればなんていう風なお話もございましたけれども、そういったこう今後の再生の ネルギー導入に関する福島県とのこう、なんとか理想的な姿というか、そういったところについて思い描くところがあれば伺えればと思います。
はい。 あの、本当にですね、あの、太陽光を始めまた、あの、え、バイマオス発電なんかもですね、やっていただいておりますが、ま、あの、まだまだあのエネルギー基本計画の中でですね、再生エネルギーを伸ばしていかなければいけないところがあります。ま、あの、一部国会なんかだと、あの、ある政党によっては、あの、そんな必要ないじゃないかと言われる方もおられますけども、ま、そういう意味で、あの、福島でですね、え、この再生エネルギーの拡大をして いただいてることは、あの、非常に、あの、ありがたく思っています。で、ま、あの、先ほど言ったようなことも、ま、今後のあの課題ですけども、ま、20あの40年代向けてですね、え、大量の太陽光パネルの、え、このが耐用年数を迎えて廃棄されるような時代を迎えますので、ま、あの、法案もこれから出していきますが、ま、そういう中でですね、あの、福島の役割が何があるのか、そういうこともですね、しっかりと、え、福島のこう再生のためにもですね、あの、創生のためにも、あの、環境省として考えてまいりたいという風に思います。
はい。 それでは他にご質問あるでしょうか?
それでは、あの、質問もつきたようでございますので、え、以上を持ちまして、え、内堀福島県知事と石原環境大臣による、え、福島の復興に向けた、え、未来志向政策推進に関する連携協力協定の締結を終了いたします。本日は誠にありがとうございました。
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