汚染土再利用か 大玉村スマートインターチェンジ整備計画

 8月12日の日経新聞に、始まる除染土再生利用、埋め立て・盛り土が候補 課題は地元理解 という記事が掲載されたことをお伝えしました。

 日経記事(8月12日)汚染土再利用 福島中通りスマートIC、道路盛り土が候補

記事(有料)によれば、福島県内でも中通り地域のスマートIC計画を巡り、政府関係者が汚染土の活用に向けて動いている。とはっきり書かれています。

 9月26日、国やNEXCO東日本を交えた地区協議会が大玉村で開催されました。

 用地は、国道4号にほど近い大山地区で、商業施設があり、岳温泉にも通じるため、地元は歓迎している人も多いようです。

大玉村の東北道のスマートICは早ければ年度内に国の新規事業に採択へ 村の活性化や利便性の向上に期待する声(福島)(KFB福島放送) - Yahoo!ニュース


大玉村HPによると、同地区協議会は密室的な形で開催されたことが分かりました。

第1回(仮称)大玉スマートインターチェンジ地区協議会を開催します | 村からのお知らせ | 福島県大玉村ホームページ

「・会場の都合により、一般の方の傍聴は出来ません。 

・当日の配付資料は計画段階の資料のため、関係者以外は非公開とします。 」


 税金で行われる公共事業であり、地元の方々だけでなく多くの人達が日常的に利用する場所で、まして汚染土利用などもってのほか。きちんと透明性を持って公開の場で議論することを強く求めます



コメント

  1. 今月中に村が国に提出する実施計画書は
    公表されるんでしょうね。

    あらためてガイドラインを見ると2-3頁の
    「早い段階からの除染実施者と地域の関係者を含む
    関係機関等とのコミュニケーション」
    は例示が「空間線量率の測定」になっていて、
    官邸・省庁でやっている通り、汚染土が来た時に
    測ればいいことになる、遅いにもほどがある
    ふざけたコミュニケーションになってますね。
    https://josen.env.go.jp/chukanchozou/facility/recycling/pdf/guidelines_reconstruction_and_reuse.pdf

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