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「科学的知見とは言えない」握り潰されていた放射線審議会への要請文

 昨年12月、放射能拡散に反対する会より、 放射線審議会に要請文を提出 しましたが、事務局で勝手に止められていたことが分かりました。  上記要請文を送付したのち、原子力規制委員会から何の反応もないまま2か月経ったため、2月25日、改めて要請を送りました。

新作チラシと3.8イベント出展のお知らせ

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  放射能拡散に反対する会制作の新しいチラシができました! (両面フルカラーA4版) ご希望の方は、finnovawatch*gmail.com (*を@に変えてください)までお知らせください。数十部単位でのご注文でお願いいたします。任意でカンパをお願いいたします。 ●ゆうちょ銀行からの振替の場合 口座記号番号 00230-9-136053/口座名称(漢字) 放射能測定プロジェクト 口座名称(カナ) ホウシャノウソクテイプロジェクト 通信欄に「汚染土カンパ」とご記入ください。 ●他の金融機関からの振込の場合 銀行名 ゆうちょ銀行/金融機関コード 9900/店番 029/預金種目 当座 店名 〇二九 店(ゼロ二キユウ店)/口座番号 0136053 お振込み後、e-mailにてお知らせください。

双葉町が汚染土受入れ検討 他の市町村はー全市町村アンケート結果を再掲

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 2月21日、毎日新聞一面トップで双葉町が汚染土受入れを検討しているという重大ニュースが掲載されました。 双葉町、除染土再利用検討 国・県に通知 全国機運醸成狙う 東京電力福島第1原発(福島県双葉町、大熊町)事故後に福島県内の除染で出た土について、双葉町が町内で再利用することを検討し、国と県に意向を通知していることが判明した。伊沢史朗町長が毎日新聞の取材に明らかにし、「町のインフラ整備で必要になったタイミングで、住民や議会の理解を得ながら考えていきたい」と話した。・・・ 環境大臣会見  2月21日 動画 復興大臣会見  同 テキスト (問)最後に1点、福島の除染土の関係でお尋ねいたします。 今朝、一部の報道で、福島県の双葉町さんが、福島県の除染土のほうを町内で再利用することを検討しているという、意向があるということで国に通知しているというような報道がありました。一義的にはこれも環境省さんのマターかもしれませんけれども、こうしたところの事実関係及び所感がありましたら、お願いいたします。 (答)報道につきましては、今朝のことでもございますが、承知はしております。事実関係については、ただいま確認中でございます。  除去土壌の再生利用については、政府として昨年12月20日、福島県内除去土壌等の県外最終処分の実現に向けた再生利用等推進会議が開催をされたところであります。  復興庁といたしましても、地元自治体のお話も伺いながら、環境省をはじめとする各府省庁と連携をし、再生利用の推進等に関わる基本方針とロードマップを取りまとめ、再生利用の案件創出に取り組んでまいる所存でございます。 (問)IAEAのグロッシー事務局長の訪日について伺います。  一昨日、グロッシー事務局長が福島県内の中間貯蔵施設を視察して、土が安全に保管されているという認識を示しましたが、これについての受け止めをお聞かせください。 (答)外務省の賓客として来日をされたIAEAのグロッシー事務局長が、2月19日に中間貯蔵施設及び東京電力福島第一原子力発電所を訪問されましたことは承知をいたしております。  中間貯蔵施設では、環境省から除去土壌の貯蔵施設や道路盛土実証事業に関する説明を受けたと聞いております。  東京電力福島第一原子力発電所では、東京電力から廃炉に向けた取組状況などについて説明を受けたとも聞いてお...

汚染土再利用 私たちのパブコメ③

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  糸長先生より提出されたパブコメを頂きました。再利用や法制度の矛盾・問題点を鋭く指摘されているほか、JIS規格の測定方法のおかしさについても問われています。 全文は こちらから 。

汚染土再利用 私たちのパブコメ①②

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  汚染土再利用へのパブコメをご参考までにご紹介します。有識者の方々にもご協力いただきました。 全文は こちらから ご覧ください。

汚染土再利用へ意見を出そう 連続パブコメセミナーのお知らせ

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(拡散歓迎)   環境省は、数々の多くの問題が山積する中、公聴会も開かず、多くの市民の反対を押し切って今春から全国での汚染土再利用を実施しようとしています。パブコメであなたの意見を届けましょう。    本セミナーの中で、実際にパブコメを一緒に書いて送るところまでガイダンスします。 パブコメ書きたいけれど、なんて書いたらよいのか分からない・・・汚染土問題難しそう・・・ インターネットは不慣れだから・・・ こんな方はぜひご参加下さい。 本セミナーはオンラインのみ、参加無料です。 前半は問題点をわかりやすく解説し、後半はみなさんと一緒にパブコメ送信にチャレンジします。 1回目  2月9日(日)19:30~21:00 除染によって生じた汚染土再利用の問題点      解説 青木一政 (NPO法人市民放射能監視センター(ちくりん舎)副理事長 /放射能拡散に反対する会) パブコメガイダンス:伏屋弓子 (新宿代々木市民測定所/放射能拡散に反対する会) 2回目  2月11日(火)19:30~21:00 汚染土再利用の法制度上の問題点      解説 和田央子 (放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会/放射能拡散に反対する会) パブコメガイダンス:伏屋弓子 (新宿代々木市民測定所/放射能拡散に反対する会) お申込み:  https://forms.gle/fAv6oyX5jNxLyzDUA              主催:放射能拡散に反対する会  finnovawatch*gmail.com(*を@に変えて下さい) チラシダウンロードは こちらから パブコメショートビデオ(各3分)ぜひご覧ください👇 ショートビデオ「汚染土再利用・省令改正パブコメを出そう」その2 ショートビデオ「汚染土再利用・省令改正パブコメを出そう」その1

一般公衆には不親切、閣僚には親切?なパブコメ解説

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 環境省の省令改正案パブリックコメントが、異様に分かりにくくなっています。ジャーナリストのまさのあつこさんも「 史上最悪のとっつきにくいパブコメ 」と書かれていますが、法律の専門家ですらも首を傾げるような内容なのです。  関連情報を探していると、閣僚会議の資料があることが分かりました。  12月20日、「 福島県内除去土壌等の県外最終処分の実現に向けた再生利用等推進会議 」という読んで名の如しの主旨の全閣僚会議が大きなニュースとともに開催されました。これだけでも、汚染土再利用がいかにビッグな「 世界初の一大ナショナルプロジェクト 」(国家戦略)であるか、同時にそれがいかに困難なものであるか、を表しています。  その閣僚会議ですが、実はその下に「幹事会」が置かれ、1月9日に開催されていることが分かりました。   福島県内除去土壌等の県外最終処分の実現に向けた再生利用等推進会議幹事会  そこでの配布資料には、パブコメにはない、こんな資料があります。   (参考資料)再生利用基準省令案の概要  [未定稿]  この部分はパブコメではこうなっています。  本パブコメでは縦書きで「とっつきにくく」なっている上、四角の枠の中の部分がありません。パブコメが分かりにくい原因の一つは、「法第何条何項何号の何々の規定による」などが多用されていて、法律や省令を逐一辿らなければならないことです。しかしながら閣僚に対する資料では、辿らなくても良いように親切に引用されて明示されており、しかも余計な部分を省いて「ここだけを読めば分かります」と言うように「あんちょこ」的にまとめてあります。(未定稿とは言え) なぜパブコメにはこのような解説がついていないのでしょうか。  ただこの解説は汚染土再利用の部分だけで、埋立処分についてはありません(パブコメにはあります)。汚染土再利用そのものが目的化しており、閣僚会議がそれを目指したものだからでしょう。「除去土壌等の 県外最終処分の実現に向けた 再生利用等推進会議」と銘打った閣僚会議であり、「国家戦略」でありながら全体を見ず、個別の目的だけを見る、これも拙速でご都合主義的なものに見えます。   パブコメの条文案には、法令をいくら辿っても意味不明、「 法律の専門家ですらも首を傾げるような」 表現が散見されますが、長くなるので別の機会に譲りたいと思います。  そ...