オンライン学習会「止めるなら今!あなたのまちに放射能汚染土がやってくる」を開催しました

アーカイブ動画をアップしました。

アンケートを追加しました(最下段)。福島県外で、汚染土を埋めた場所に表示がなされていないために年月が経って忘れられたまま、土地が売買されたりしている、という重要な情報・ご指摘です。誠にありがとうございます。


  5月28日、オンライン学習会「止めるなら今!あなたのまちに放射能汚染土がやってくる」を開催しました。
 全国から150名近くの方々にご視聴いただきました(お申込み220名)。
(報告:放射能拡散に反対する会 和田央子)


 当日の資料はこちらです。

 アーカイブ動画はこちらです。



 いただいたアンケートよりいくつかご紹介させていただきます。


とてもよくまとまったお話で、汚染土拡散、原発事故の責任逃れ、原発推進政策等々をめぐるこの国の酷さが凝縮されてしっかりと伝わりました。

どれだけ私たちは馬鹿にされてるんだろうとの思いもひとしお。メディアがまったく取り上げないので、少しでも多くの人たちに伝えなくてはなのですが。

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福島の汚染土のことや森林は除染されていないことなど基礎的なことは知っていましたが、「汚染土ビジネス」にあれだけの企業が群がっていること、国民目線で考えていないことなど初めて知る事が多く驚きました。

また福島の現地の困難を知りつつ、影響が数百年に及ぶ汚染物質を他の地方に移して欲しくないという気持ちも正直あり、沖縄の基地問題と似た構造だと思いました。

いずれにせよ情報を開示して共有していく事がとても大切な事だと感じました。

また勉強会に参加させて頂きます。このような活動を地道に続けていらっしゃる皆様に感謝します。とりあえず感想とも言えませんが。

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本日は、ありがとうございました。

汚染土の半減期、基準値の改悪。これらを初めて知りました。

メディアは、報道しませんから、この様な機会を広めて行かなければならないと思います。

 中間貯蔵地の地権者の方の発言で30年の約束と言ってましたが、汚染水を承諾無しで放出する現政府は、信用に値するのでしょうか。

 もれなく、政治の結果では。御組織と一番考えが近い政党がどれなのか、公開質問状も一つでは。

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昨日は学習会、有難う御座いました。コロナ前に福島を訪れ、現地の方に案内していただき、ある程度の様子は掴んでいました。今回のお話を聞いて中間処理場のあの大量の黒い袋、それを運んでいるトラックに何度も出会ったのを思い出しましたが、新たな問題が、全国にばら撒かれようとしている事を知りました。この国の政府のずさんさ、不誠実さに改めて、怒りを覚えました。国民皆んなが知るべき事であり、こういう機会を提供して頂いたことに感謝です。有難う御座いました。

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2045年までに県外へという約束を盾にとって、自分たちの都合の良いようにゴリ押しをしてくる環境省のウラにほくそえんでいる東電が許せません。

まさのあつこさんの言う、汚染土の法律ができていない、新宿や所沢の住民が頑張っていることから、まだ実証事業はやれないだろうとの見方にちょっと救われました。国会議員に伝えていく‥納得しますがどうやって?というのが私の感想です。

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今回は重要なテーマの議論となるオンライン勉強会の開催、ありがとうございました。

またこのような機会がございましたら参加したく存じます。

お忙しい中、ご企画くださりありがとうございました。

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日頃の青木さんのご活躍に感謝しています今回もこのような学習会を企画してくださってありがとうございました。

伏屋さんからいろいろ情報はいただいていましたが、昨日は和田さんの、資料を使ってのわかりやすいお話で問題がよく整理されました。放射能汚染物質はその場で保管・処理すべきで、拡散させないように運動していく必要があると改めて強く思いました。国の安全基準は経済の安泰基準であって、命を守るための安全基準ではないということはもうはっきりしています。これからも情報発信をよろしくお願いします。

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昨日は大変重要なテーマの学習会を開催していただきありがとうございます。

政府がいかに国民をだまそうと(理解醸成)しているのか、思った以上に酷い状況であることがわかりました。

事故後からずっと粘り強く調査をし、発信し続けてきた和田さんをはじめとする方々には本当に感謝しています。

ただ、細かいところはなかなか1回聞いただけでは理解できない部分があるので、YouTubeなどで公開していただけたらと思います。私は、鳥取県で2020年3月に環境省の除去土壌再利用について国に再考を求める意見書を提出する陳情を出しましたが、不採択となりました。

鳥取県議会は政府の方針に反対できるような議論ができない状況ですが、心ある議員にこの問題を伝えることができたのは良かったと思います。

オンライン学習会では、新宿御苑や所沢の実証実験について、市民が反対の声をあげてくださったことで、現時点では再生利用事業を進めることはできない状況にあるという事を知りました。

また、この反対運動をする際、福島県の方々とは対立ではなく共闘することの大切さを学びました。

現在は、島根原発2号機再稼働問題に集中していますが、廃棄物の問題も他人事ではないので、関心を持ち続けたいと思います。

どんな問題も現場で頑張る方々がいてこそ、問題の可視化につながり、広く知られるようになるのだと改めて思います。

自治体は経済的な苦しさから、国が助成金をちらつかせれば、何でも賛成してしまう怖さがあります。

大変ですが、関心を持つ市民があきらめずに声を上げ続けるしかないのだと思いました。

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 和田さんの粘り強いご尽力で、とても分かりやすい全体像が提示できたと思います。

 環境省は除染土のバラまきを来年度から本格的にやる、と言っています。ですが、今もままだと各地で大混乱するのではないか、と危惧しています。

 減容化と除染土の再利用について、IAEAが昨年5月にまとめた中間報告を読み直しました。世情では、環境省のやり方を追認するだけとされている報告書です。

 この中間報告で私が注目しているのは13ページで、リスクコミュニケーションに焦点を当て、それは”教育”とは別だ、と言っている箇所です。教育には引用符がついていて、押し付け教育という意味でしょう。

 押し付けではなく、市民の関心・危惧に耳を傾け、互いの理解が得られるようにすべきだ、と指摘しています。 日本での現状を、ある意味、言い当てているように、私は受取ました。

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大変貴重な充実した内容の発表の機会を作っていただき感謝いたします。

和田さんの解説のテンポもよく、とてもわかり易く良かったです。

避難指示区域以外は国の責任ではなく、全て自治体の責任で除染土などを処分となっていることなど知りませんでしたので驚き、一般ごみとして処分されていることなども本当に驚きました。

除染土壌、除染廃棄物についての基準も無いこと(むしろそれを利用して)も驚きでした。すべてがなし崩し的に進められている印象です。

中間貯蔵施設からわざわざ汚染土を運び出して再利用するのはなぜか?減容してるのに予算か増えているのは何故か? 謎は深まります。群がるゼネコン、原子力メーカー。(和田さんの報告でよく分かりました) このあたりはもっとメディアが報じるべきだ思いました。

今後、この秋にも法整備をし、IAEAのお墨付きを得たら、汚染土再利用が全国的に展開されるかもしれないとのことで、こちらの側も反対のキャンペーンを広げなくてはなりませんね。

何にしても、住民抜きで企業第一の復興プランや汚染土再利用は、健康面の被害などを無視した企業の利益だけを重視の姿勢であり、絶対に許せないと思いました。

知らないことばかりで恥ずかしいですが、教えていただき、ありがとうございました!

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昨夜はとても勉強になりました。ありがとうございました。

以前より除染廃棄物やごみ処理、除染土を盛土にとかの再利用問題がニュースになるたびに、どこがどんな風に決定してこんなごり押しを進めるのだろうかと、いつもモヤモヤとした、責任の所在が見えていない気持ち悪さを感じていました。

事故以降、原発がらみの復興処理はすべてそうなんですけれど。

昨夜の和田さまのお話は、そのあたりをにわかりやすくまとめ解説くださっていて、

やっと全体が見通せてきた気がいたしました。

それにしても、この「復興事業」は、すべて民間への丸投げなんだと。

あきれました。これじゃあ政治家はいりませんね。

自民党はいくら金があっても足りないわけですね。

能登になんか回すお金は出てきませんね。

暗澹としてきますが、今後も会の皆様からいろいろ教えていただきながら、

少なくとも国や県や企業などがやることなすことをチェックできるぐらいの知識は

これからも身につけていきたいと思っています。               

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昨日の学習会、たいへん勉強になりました。

ありがとうございました。

昨日の映像は、アーカイブなどで見ることはできますか?再度見て、確認したいことがたくさんあります。

よろしくお願いします。

――

オンライン学習会「止めるなら今!あなたのまちに放射能汚染土がやってくる」を視聴させていただきました.ありがとうございました.

「放射能の人体への影響は,どんなに微量でも必ず在る」と私も思います.

その意味では,「原子力の平和利用」は幻想です.ですが,残念なことに世界では,その幻想がまかり通っています.原子力を金儲けの手段として利用させてはならない,と思います.

ゼネコンの金儲けの手段としての「放射能汚染土の再利用」はなんとしても食い止めなければならないでしょう.日本中の皆さんに,このゼネコンの陰謀や知らないうちに汚染土が身近に来るかもしれない危険性を伝える必要があると思います.

最後になりましたが,現在,新宿御苑と所沢で「実証実験」を実施しようとしている企みを理性的に阻止している市民運動の皆さんに御礼を申し上げます.

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学習会、ありがとうございました。

和田さんのお話、コンパクトにまとめられていて、問題点などもとてもわかりやすかっ

たです。ありがとうございました。

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先日はオンライン学習会企画をありがとうございました。

和田さんのお話はとてもわかりやすくて、本当に素晴らしかったです。和田さんスゴイ!! なかなか全体を追うことが出来ないでいる私ですが、時系列的にも「そういうことあったなぁ」と思い出して再確認しながらお聞きしました。感謝です。

質疑・討論の中で、福島市内の民家の敷地にやむなく埋めた除染土が、不動産の売却などでどうなったかわからなくなってしまう例を紹介していましたが、たぶんどこでも起こっていることかもしれないですが、柏市内では学校の校庭や公園の除染した土(天地変えも含めて)をどこに産めたかをその場でわかるように表示していないので、今や知らない人や忘れてしまった人が大半です。学校などは校舎の裏手に埋めたりしているらしいのですが、学校の先生は概ね3~5年くらいで転勤してしまいどこかに埋めた場所の図面がしまわれてしまっていて、もう皆思い出しもしない、そうすると何か工事が発生したときにそこを掘り返す可能性もあるのですが、議員が教育委員会などに聞いても意に介さないようです。公園でも巨大な穴を作ってブルーシートを敷いてそこに剥がした表土を埋めて、覆土していますが、そこの上で日々市民は遊んでいます。シートのせいで雨のあとなどの水はけが悪いのですが、皆もう忘れているようです。 (ちなみに、柏市内はここ十年でも次々に雑木林が伐採されたり畑が売られて新住宅地が造られるので、新住民も多く、311の原発事故で放射性プルームが飛んできて汚染されたことも、その後の除染のことも全く知らない人も大勢います。)  

日本中、まるで福島の事故などなかったかのような世の中になりつつあって本当に恐ろしいです。大枚はたいてせっかく(「せっかく」と言う表現も変ではありますが)除染してフレコンバッグに詰めた汚染土を「中間貯蔵」施設に集めて、わざわざ袋から出して埋め直し、それを今度は全国に拡散しようって言うこの発想が全く理解できません。福島県との約束で「中間」なのでしょうけれど、中間貯蔵施設にされた場所に地権者が再び生業を再建できるか???そんなことよりきちんと賠償・補償をして事故原発サイト周辺に汚染は留めておくべきなのではないかと思います。結局賠償・補償をすると言うことは、自分たちの非を認めることになるので、絶対にしたくないし、原発も否定しなければならないので絶対にしたくない、と言うところなのでしょう。これでは日本に本当の意味での「明るい未来」はやってこないと思えてなりません。

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多分、他の方からも要望があったと思いますが、個人的には映像アーカイヴと資料の公開を望みます。また、ほかの資料群(チャットでの紹介等)も案内として記録してほしいと思います。

当方、新宿御苑にてパート就労の身、過去のダイオキシン汚染(PCB焼却)や農薬の散布状況等、公園として最悪の環境であるのに資料公開はされていません。

是非、放射性物質の公害指定を!

NO! NUKES!!!です。


ご参加・ご意見いただき大変ありがとうございました。

コメント

  1. 正直、東京人、そのとき政治を行っていた山口県人のエゴが見えるようで東北人としてふざけるんじゃねぇと思いました。これは第二の戊辰戦争と言えると思います。
    本当に事態に向き合うのであれば事態を引き起こした東京電力の事務関係など福島でリモートワークを行っても問題ない人が全員福島の被災地の住めるところで作業をしてわだかまりは簡単にとれないとしても人数だけでも賑わいを取り戻して産業を復活させることが復興だと思いました。
    昨年、電車乗り潰しで常磐線のいわき以北に乗りましたが、駅はきれいだけど誰もいないこれが復興は嘘だろうという思いでいっぱいでした。
    働き方の多様性の拡大、地元の人に反省した上での復興こそが採るべき道でかつ、もう戻らないけど反省を踏まえた上で、今までのやり方はだめだったけど別なやり方を採ることでうまくいっても行かなくてもノウハウがたまる日本の明日につながる手だと自分は考えました。

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